2010年6月21日月曜日

メガシラからコトバジリまで [ムービーのこと]

映画もTVもDVDも静止画の連続だ。ひとコマひとコマは止まっている。パラパラと続けて見せられるから目の錯覚で動いているように感じる。モーガン・フリーマンの微笑みも国会中継も静止した写真の集まりに過ぎない。つまり動いている映像信号というものは存在しないのだ。映写機もテレビモニターも静止画を連続上映しているだけ。それを動画と呼んでいる。子供の頃に幻灯機や走馬燈で原理を習っただろう、あれだ。ボクが気になるのは目の錯覚の方じゃない。[動きは記録できない]ということの方。これは時刻と時間の関係に似ている。時刻は指定できるが時間そのものを取り出してハイッと示すことは出来ない。1時間と言ったって分や秒の単位の集まりとして捉えているに過ぎない。だからいまのところ[動き]を記録する装置はない。これは面白い。だから最近は写真機でも動画が撮れる。

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