空っぽシネマ
映画を観ると、いろんな言葉が浮かんでくるよ。ソラいっぱいに。
2010年6月21日月曜日
仮面のマナザシ [ウォッチメン]
時代の気分をボカリンと殴り倒してクニッと踏んづけてくれるザック・スナイダー監督の[
ウォッチメン
](2009年公開)はアートだった。それは悲しい快楽に溺れる人間の経歴を示すケダモノどものモノローグ。「この世をつくったのは神ではない、人間だ」とケダモノの日記には書かれている。神は人間のことなどそうは気にしていないそうだ。騒然の超C級シネマ。読まずにわかるアメリカンコミックの骨頂。地獄の炎を美しいと感じる感性がヒトにはある。
原罪に挑む作品はアートと呼ばれる。
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