2010年7月14日水曜日

やかましいあつかましいうらやましい [プラネット・テラー]

タランティーノと気の合う仲間らしいロバート・ロドリゲス監督の[プラネット・テラー](2007年公開)は、テキサスの泣き虫ゴーゴーガールが片足を失って、色々あって、暴れまくって、メキシコの浜辺で女帝に君臨するまでのオハナシなんだ。あんまり面白くって(筆舌に尽くしがたいほどお下劣だから)詳しいことは書けないよ。だけど、とてもロドリゲスなムービーだから、その線が好きな人にはタマラナイと思う。
特製ソースがヌラヌラ滴る骨付きバーベキューにモワッと下心をそそられちゃうのは、人間はしょせん肉なんだと死んだら喰われちまうんだと、だから精一杯生き延びろよとおっしゃっているロドリゲスの叱咤激励なんだね。
国家権力の底がカポッと抜けていることをちゃんと見抜いていたとはエライですねロドリゲス。それにしてもアメリカの楽観はケタハズレだ。見習いたい。

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